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【宮古島】天然記念物のヤシガニを見るには?

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そもそもヤシガニとは?

子供のヤシガニ

ヤシガニは絶滅危惧種に指定されているヤドカリの仲間で、日本では八重山諸島や宮古島などに生息しています。繁殖時期は7月~8月で、条例によって繁殖時期の捕獲が禁止されている地域もあります。

ヤシガニは、長い年月をかけて脱皮を繰り返し、足を広げると1mを超えるような巨大な体へと成長します。その名前からヤシの実を主食にしていると思われがちですが、実は雑食の生き物で、死んだ生物や生ごみを漁って食べています。

宮古島や石垣島にはヤシガニ料理を出している居酒屋などがあり、食べることも可能です。お店で出されるものはエサを管理されているので食べることができますが、野生のものはゴミや腐ったものを食べているので、臭みがあり美味しくないようです。

ナイトツアーの詳細はこちら↓

 

ヤシガニはカニ?

カップルでヤシガニを見るツアー

ヤシガニはカニという名前が入っていますが、実はカニの仲間ではなくヤドカリの仲間です。エビ目・ヤドカリ下目・ヤドカリ科に分類される甲殻類ですが、カニという名前が入っているためカニの仲間だと誤解されがちです。

 

宮古島のヤシガニの色々

宮古島の夜のヤシガニ

ヤシガニの大きさは?

ヤシガニの大きさは、小さい個体では20㎝程度ですが、大きな個体となると40㎝以上で、さらに足を広げると1mを超えるほどになります。最も大きなものでは、体重が4㎏以上の個体もいるようです。

 

ヤシガニのハサミの力は?

ヤシガニは、ハサミの力が強いことが特徴です。その力は、なんと300㎏を超えライオンが獲物に噛みつく際の力と同等、もしくはそれ以上といわれています。

ヤシガニの体重の90倍以上の力で挟むことができるので、遭遇した際は、ハサミの前に指を出すなどの行為はしないようにしてください。ヤシガニと触れ合う際には、安全を心がけて近づいてください。

 

ヤシガニは寿命がない?

ヤシガニは、長寿のため寿命がないともいわれていますが、実はあります。雄と雌の平均寿命が約50年とされています。これは沖縄美ら島財団の研究グループが発表した研究データです。

胸長40㎜(体重約500g)に達するまでで、雄は約11年、雌が約25年かかると言われており、大人に成長するまでに非常に長い時間がかかることが分かります。このように、ゆっくりとした成長速度なので50年寿命があっても納得です。

 

石垣島でヤシガニができるスポット

保良泉ビーチ

ドライブで気軽に行ける宮古島の保良泉ビーチ

保良泉ビーチは、「ぼらがー」と呼ばれる湧き水が近くにあることから名づけられました。この場所には天然の湧き水を使ったプールが完備されており、お子様連れのご家族でも安心して遊ぶことができます。

保良泉ビーチにはヤシガニの好物のアダンの実がなっていることから、ヤシガニを見つけやすいスポットとなっています。ヤシガニを見たい方は、夜に訪れてみてはいかがでしょうか。

保良川(保良泉)ビーチの詳細はこちら

 

ホテルブリーズベイ周辺

ホテルブリーズベイマリーナの敷地内には、緑豊かで南国らしい大自然を感じられるスポットがあります。その大自然の中で夜の探検ツアーが開催されています。

このツアーでは、ヤシガニは勿論のこと、オオコウモリ、ミヤコマドボタル、オカガニ、オカヤドカリといった珍しい生物とも遭遇することができます。ツアーには満3歳以上であれば誰でも参加することができるので、夕食後に探検を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

砂山ビーチ

宮古島北部の絶景スポットである砂山ビーチ

出典:4travel

砂山ビーチは、美しい景色を写真に撮るのがお好きな方におすすめのスポットです。また、綺麗な夕陽を見ることができるスポットとしても人気のビーチです。宮古島の市街地から4kmとアクセスが良いのも嬉しいですね。

駐車場からビーチまでは、徒歩で砂の丘を越えて行く必要がありますが、苦労して丘を登れば、ビーチが見えた時の感動はさらに大きくなるでしょう。

砂山ビーチでは、駐車場からビーチへ向かうまでの道でヤシガニに遭遇しやすいのだそうです。是非、ヤシガニを探しながら歩いてみてくださいね。

砂山ビーチの詳細はこちら

 

長崎浜

来間島の長崎浜

出典:4travel

長崎浜は、来間島の南西に位置する岩場に囲まれた小さなビーチです。この場所を訪れる人は少なく、のんびりと静かに海を見ながら過ごしたい方におすすめの穴場スポットです。

このビーチは、ヤシガニとの遭遇率が高い場所として知られています。さらに、周辺に街の明かりがないため、体観測スポットとしてもおすすめです。是非、夜に訪れてヤシガニを探しながら星を眺めてみてくださいね。

長崎浜の詳細はこちら

 

宮古島でヤシガニに出会えるジャングルナイトツアーとは?

宮古島でヤシガニを発見した参加者

ヤシガニは、主に木々が生い茂る場所に生息しています。そのため、夜行性のヤシガニに高確率で出会うためには夜のジャングルを探索するのが良いでしょう。宮古島では、夜のジャングルを探検する“ジャングルナイトツアー”が開催されています。

ツアーでは、現地を知り尽くしたガイドがその時期にヤシガニが出没しやすいスポットへご案内いたします。ヤシガニ以外にも、動植物についての説明を聞きながら散策を楽しむことができます。

ジャングルナイトツアーは手ぶらで参加でき、当日予約も受け付けているので、思い立った時に気軽に参加してみてください。もちろん人工光が少ないところへ行くので、天気が良ければ空一面の星も楽しめます。

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ナイトツアーではヤシガニ以外にも出会える生き物

ヤエヤマオオコウモリ

ヤエヤマオオコウモリ

ヤエヤマオオコウモリは、翼を広げると60㎝以上になるという巨大なコウモリです。主にフルーツを食べ、特にギランイヌビワ、モモタマナ、アコウの実を好んで食べます。

生息域は、八重山諸島と宮古島ですが、比較的遭遇難易度の高い生き物です。鳴き声が高いキュキュキュっという音なので、この鳴き声が聞こえた場合は、ヤエヤマオオコウモリが近くにいる可能性があります。注意深く観察しながら散策してみてください。

ヤエヤマオオコウモリは、他のコウモリのように超音波でものの位置を認識するのではなく、目で見て確認しています。そのため、真っ暗な夜はあまり動き回らずじっとしていることが多いようです。満月の夜や明るい夜はいつもより活動的になるため、遭遇できる確率が上がります。

 

リュウキュウコノハヅク

リュウキュウアオバズク

出典:Take-Ma探索日誌

リュウキュウコノハズクは、沖縄にだけ生息が確認されている固有種のフクロウです。この種は鳥綱フクロウ目フクロウ科に属する猛禽類で、全長は20㎝とフクロウの中ではかなり小さな種類になります。

リュウキュウコノハズクは雄と雌で鳴き声が違い、雄は「コホッコホッ」と鳴き、雌は「キュー」とか「ミャー」と鳴きます。雌の鳴き声は、猫に似ていると言われています。

昼間は木の枝で休息をとっており、夜になると、昆虫やヤモリなどを襲って食べています。主にガジュマルの木や森林内の樹洞に巣を作っているようです。

 

リュウキュウアカショウビン

宮古島の夜に見られるリュウキュウアカショウビン

リュウキュウアカショウビンはカワセミの仲間で、ブッポウソウ目カワセミ科に分類されます。九州以北でも確認されている夏鳥で、赤褐色の太いクチバシで、足は赤色そして腰の一部が淡青色を帯びた白色となっています。

宮古島に生息するものは九州以北に生息する種とは羽の色が異なり、羽の紫が濃くなっています。4月~10月が宮古島での活動時期で、この時期を過ぎると越冬するために東南アジアに渡ってしまいます。

鳴き声はキョッキョロロローという音なので、この鳴き声を森林で聞いたとしたら、リュウキュウアカショウビンの可能性があります。

 

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おわり

ここでは、ヤシガニをはじめとして宮古島で出会える生き物についてご紹介致しました。

絶滅危惧種に指定されているヤシガニは、沖縄でしか出会えない生き物です。真っ暗なジャングルの中で巨大なヤシガニを見つければ、その迫力に圧倒されることでしょう。

宮古島にお越しの際は、是非ジャングルナイトツアーに参加し、ヤシガニを探してみてくださいね。

 

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