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日本で最も南側に位置する沖縄は、毎年多くの観光客が訪れる人気観光スポットです。特に、その中でも県内で2番目に大きい島の面積を誇り、島全体がマングローブ林で覆われている西表島に興味を持たれた方も多いはず。
しかし、いざ西表島を観光しようとしても、ジャングルばかりで夜の過ごし方が不安になるかもしれません。でも、安心してください。
ここでは、西表島で夜を満喫できるアクティビティや、さらに夜の時間をおすすめする理由までしっかりと解説します。ぜひ、最後まで読んで充実した夜の西表島を楽しみましょう。
西表島の夜をおすすめする理由
西表島のジャングルの雰囲気をたっぷり味わえる
西表島は、昼は暖かくて明るいジャングルを楽しむことができます。そして、夜は暗くなっていますが、同様にジャングルを楽しめるのです。
昼間は周りに広がる緑の景色を見て自然を楽しめるのに対して夜は日中と異なり独特な雰囲気が2倍、3倍と出てくるのです。
静まり返ったジャングルの中で、木の葉が風に揺れる音や動物たちの動く気配、鳴き声までしっかりと伝わってくるでしょう。そのため、エキゾチックな冒険気分も味わうことができるかもしれませんね。
強い紫外線で日焼けすることを気にしなくてよい
西表島を含む沖縄での旅行で、一番気をつけないといけないのが紫外線です。
日中、日が当たる場所でなにも対策をしていないと、すぐに肌が軽い火傷を負ってしまうでしょう。そのため、昼間の西表島を観光するときには、日焼け止めクリームは必需品です。
しかし、その一方で夜になると日焼け止めクリームはいらなくなります。さらに日が沈んで気温が下がり、日中暑かった西表島も過ごしやすくなります。
多くの方は昼間の観光を主に考えていますが、夜には夜の魅力があるので、ぜひ忘れずに夜の観光も検討してみてくださいね。
夜しか出現しない珍しい生物に出会える
西表島は、島の9割がジャングルで満たされた日本の秘境の地です。マングローブ林やサンゴ礁の周りには、多くの生物が集まっており、亜熱帯特有の生物を楽しみながら過ごせるでしょう。
その中でも、夜はちょっと変わった景色を楽しめます。夜しか出会えない生物がジャングルの中で暮らしている姿を見ることができるでしょう。
後ほど紹介しますが、ヤシガニやヤエヤマアオガエルをはじめとして、日中は地面で寝ている生物が夜になると地上へと起き上がってきます。ツアーに参加することで、ガイドが丁寧に案内してくれるのでより一層楽しめますね。
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満天の星空を見ることができる
西表島は、マングローブ林の多い緑が豊富な島です。私たちが住んでいる都会のように、高層ビルや排気ガスで汚染されていないので、より澄んだ空気のもとで夜空を見上げることができます。
真っ暗な夜空を見上げてみれば、空には無数の星たちが輝いているのがわかるでしょう。特に、肉眼では見るのが難しいと言われている天の川も西表島では見ることができます。
ツアーに参加することで、ガイドが丁寧に教えてくれるので、興味がある方は参加してみるといいでしょう。
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西表島の月別の日没時間
* 2020年の各月1日の日没時間
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
日没時間 | 18:07 | 18:29 | 18:47 | 19:00 | 19:13 | 19:29 |
月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
日没時間 | 19:37 | 19:28 | 19:03 | 18:31 | 18:05 | 17:56 |
西表島の夜はおおよそ日没時間の約30分後ぐらいから真っ暗になり、星空が綺麗に見えます。西表島は東京と比べると夜になるのが約1時間ほど遅くなります。
また、どこの地域でもそうですが、時期によって夜が始まる時間帯が最大2時間弱違うので、星空観賞やナイトツアーに参加する場合は必ず日没時間を確認してから計画を立てましょう!
夜の西表島で見られる生物・植物
ヤシガニ
ヤシガニは、亜熱帯地域に生息するヤドカリの仲間です。足は右に5本、左に5本と計10本あります。体は普段小さくまとまっていることが多いですが、足を広げるとさらに大きな体を見ることができるでしょう。
ヤシガニは、夜のジャングルで生きる生物の中でも、特に巨体の持ち主です。大きいものは、手のひらサイズを超えて、さらに体重4kgを超えるものもあるのです。
絶滅危惧種として指定されているため、まだ生息している今のうちに見ておきたいですね。
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ヤエヤマアオガエル
ヤエヤマアオガエルは、夜の西表島で見ることができるカエルです。
西表島の夜はとても暗く、ライトの明かりがないと歩けいないくらいです。その中に、自然の緑に同化して、葉っぱの上で生活をしているのがこのカエルです。
そこまで大きくはないのですが、気がついたら目の前にいたなんてこともあり、びっくりするかもしれないですね。独特な鳴き声が特徴的なので、音で楽しむこともできるでしょう。
オオシママドボタル
オオシママドボタルは、西表島をはじめ石垣島、黒島、竹富島に生息するホタルです。10月から1月頃に成虫になります。
オスとメスで形が異なり、オスは飛ぶことができますが、メスは細長く重い体のため飛ぶことができません。
実は、成虫になるまでカタツムリを食べるのですが、その食べている姿はなかなか珍しいです。殻から出ている頭を引っ張って食べ始める様子は、なかなか見られないので探してみてください。
ヤエヤマヒメボタル
ヤエヤマヒメボタルは、日本のホタルの中で最も早い時期に見られ、さらに最も小さいホタルとして有名です。
西表島や石垣島などでしか観察することができないため、毎年多くの観光客がこのホタルを見るために訪れます。
体長は2~5ミリメートルしかなく、その小さい体で群れて光るため、たくさんの光が集まった絶景を眺めることができるでしょう。
一度見れば、決して忘れることはないはずです。2~5月に西表島を訪れるときは、ヤエヤマボタルの光の絨毯を是非ともご覧ください。
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サガリバナ
サガリバナは、夜に花を咲かせて、朝になると地面へと散ってしまう花です。“幻の一夜花”とも言われており、ジャングルの中で強く甘い香りと、白く美しい花を咲かせることで多くの観光客を魅了しています。
季節は6,7月限定で、さらに夜の数時間しか満開に咲く姿を見ることができません。そのため、ツアーに参加することで満開のタイミングを逃さないようにするといいですね。
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西表島の夜に遊べるおすすめのアクティビティ
【西表島】真っ暗な夜の亜熱帯ジャングルを探検!ジャングルナイトツアー(ir-009)
西表島のジャングルを探検したいのであればこのツアーがおすすめです。夜のマングローブ林へと足を踏み入れますが、ガイドがしっかり案内してくれるので安心ですね。
昼間とは違い、夜でしか見ることができない、夜行性のヤシガニなどちょっと変わった生物も見つけられるでしょう。
ガイドが丁寧に案内してくれて、見慣れない植物の名前も教えてくれるので楽しいこと間違いなし。
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【西表島】星空と夜のマングローブを体験できるナイトSUPクルーズ(ir-022)
西表島のマングローブ林に流れる川で、SUPを楽しみながら綺麗な夜空を満喫するツアーです。
SUPは近年話題のアクティビティで、誰でも簡単に乗りこなすことができて、さらに見応えも抜群。
ツアーでは、ガイドが写真撮影も行ってくれるので、記念のワンショットを持ち帰ることができるでしょう。
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【西表島】【5・6・7月限定】闇夜に咲く幻の一夜花サガリバナナイトカヌー(ir-026)
5~7月の西表島では、サガリバナ観賞ができるナイトツアーが人気です。この時期には、サガリバナのスポットまでライトアップされており、歩きやすいので安心です。
サガリバナへと近づけば、バニラのような強い香りを感じることができます。一晩だけのサガリバナは、そのはかない姿に魅了されて現地の方たちも毎年多く訪れます。
サガリバナを見るためだけに西表島に訪れても、価値が充分にあるのでぜひ一度体験してみましょう。
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まとめ
西表島は大自然を感じられる観光スポットです。夜になると、ホテルで寝るだけというわけではなく、様々な楽しみ方があるのがいいですね。
夜の西表島は、日中と異なった大自然の雰囲気が2倍、3倍と出ているのが特徴です。夜、ご飯を食べた後の時間をジャングル探検に使うのも西表島ならではの素敵な体験ですね。
ただし、ハブの生息する西表島で、慣れない真っ暗な場所を歩くのは大変危険です。是非ツアーに参加して、安全に西表島の大自然を満喫してください。
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