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西表島とは?

西表島のマングローブカヌー体験

西表島とは、沖縄県の八重山諸島に位置する八重山最大の島で、亜熱帯の原生林が島の約90%を占めています。

気候は亜熱帯海洋性気候に属しているため、年間の平均気温が23℃と温暖で、過ごしやすい気候です。

島の人口は約2000人で、八重島諸島では、石垣島についで2番目に人口が多いです。

産業は、主に宿泊施設などの観光業の3次産業や、サトウキビやパイナップルなどの農業の1次産業です。

そんな西表島には原生林が残されていて、ジャングルを楽しむことができます。本土では見ることのできない植物や動物、風景が広がっています。

ここでは、西表島で人気の動植物や、ジャングルを感じて楽しむことのできるおすすめツアーをご紹介いたします。

沖縄トリップat西表島アクティビティ

 

亜熱帯植物楽園”由布島”

亜熱帯動植物園の由布島観光する家族

亜熱帯植物楽園  由布島は、植物や動物を楽しめる場所で、島内全体が亜熱帯の花々で彩られた植物園です。

西表島に生息する蝶を展示している蝶々園や、西表島近海や深海にしか生息しない貝を展示している貝の館、一年中楽しむことのできるブーゲンビレアガーデンなど様々なスポットがあり、盛り沢山です。

ガイドブックでよく見る有名な、水牛車に乗って浅瀬の海を渡る体験もできます。さらに、レストランや売店、子どもが思いっきり遊ぶことのできる子供の広場があるため、ゆったりと楽しむことができる西表島です。

ツアー詳細はこちら↓

 

西表島ならではの動植物

マングローブ

人気マングローブ 植物の説明
オヒルギ 膝の形をした根。ヒナイ川などで沢山見られます
メヒルギ スカートのような根っこからメヒルギと呼ばれています
ヤエヤマヒルギ タコの足の様な根を持っています
ヒルギダマシ 干潮時のヒルギダマシの木々はとてもかわいらしいです

マングローブは、品種ではなく、植物の総称です。海水と淡水が混ざる汽水域で暮らす植物のことを指します。汽水域は、水温があたたかく流れも穏やかなため、マングローブが最も育ちやすい水質環境です。

通常の植物は塩分を含む海水では生きていくことはできませんが、マングローブは塩分を様々な方法で排出することができるため、海水でも淡水でも生息できます。マングローブの根は垂直に伸び、地表から顔を出す、特徴的な形をしています。

実はマングローブは日本に7種存在し、ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、ヤマブシキ、ニッパヤシがあります。マングローブの木々を見るならカヤックツアーが定番の人気です。

マングローブツアーの特徴から探す

関連コラムはこちら↓
【西表島】マングローブスポット&遊び方8選

 

オヒルギ

西表島のマングローブであるオヒルギ

オヒルギは常緑高木で、10m程度まで成長するため、ヒルギの中で最も大きな木とされています。

マングローブの陸側に生息し(中心群落)、5月から7月にオレンジ色の花びらと赤い萼を持つ花を咲かせます。

オヒルギの根は、地中から人間が膝を曲げたような形で顔を出す膝根です。地中で根がすべて繋がっていて、酸素を取り入れるために地上に顔を出しています。

また、オクラに似た形の胎生種子を実らせるのが特徴です。

 

メヒルギ

メヒルギは常緑木本で、高さ2mから5mと背丈がやや低めです。形は盆栽のようにすっきりとしています。

マングローブの陸側に生息し(中心群落)、4月から6月頃に細長い白い糸状の花びらと白色の萼を持つ花を咲かせます。

スカートの形のような根っこなので、女の子のような木ということで「メ」とついて、メヒルギという名前になりました。板根という根っこをしていて、空気を多く吸えるように広げた形だと考えられています。寒さに強いのも特徴です。

 

ヤエヤマヒルギ

ヤエヤマヒルギは常緑木本で、高さ4mから6mのやや高めの背丈をしています。

マングローブの海側に生息し(前面群落)、5月から7月に白い花びらと黄色い萼を持つ花が咲きます。

ヤエヤマヒルギの根は支柱根で、タコの足のような形をしていて、半円状で分岐しています。アスパラのような胎生種子を作ります。

 

ヒルギダマシ

ヒルギダマシは常緑低木で、背丈は低めで50cmから2mです。マングローブの海側に生息し(前面群落)、5月から7月に黄色い花びらを持つ花を咲かせます。

根っこの形は筍に似ているため、筍根と呼ばれています。効率よく酸素を吸収するため、放射状に根を広げたため、この形になりました。膝根と同じように、地中では根がすべて繋がっています。

 

亜熱帯植物

人気亜熱帯植物 植物の説明
ニッパヤシ 南国感満載の巨大な葉をもつ木
モダマの木 大きいものであればブランコできるほど頑丈なツタを持っています
ハイビスカス 沖縄といえばハイビスカスというほど西表島の原風景とマッチします
サガリバナ 5~7月に咲く幻の一夜花。夜と朝の2つの楽しみ方があります

亜熱帯地域に生息する植物は西表島にたくさん生息しています。普段なかなか目にすることのない植物たちを堪能できるのも西表島ならではです。

マングローブや巨大なシダ植物など様々です。亜熱帯動植物を楽しむならトレッキングツアーがおすすめ。

西表島トレッキングツアーの詳細はこちら↓

 

ニッパヤシ

トレッキング中に見られるニッパヤシ

ニッパヤシは常緑低木で、背丈はやや低めの1mから3mです。マングローブの陸側に生息していて(後背群落)、6月から8月に垂直に伸びる黄色い花が咲きます。

地上根は存在しないかわりに、根茎が出現します。地下から生えた根茎に笹のような葉を広げる、国内では珍しく、希少価値の高いヤシです。

 

モダマの木

クーラの滝にあるモダマのつたでブランコ体験

モダマは亜熱帯や熱帯のマングローブ林や海岸近くの常緑樹林に生息していて、5月下旬から6月上旬に花が咲きます。

世界で最も大きな豆が育つ木で、大きな豆のさやは長さ1m、幅10mまで育ちます。内部に空間があるため、海水に浮かび、種子が海流に乗ってモダマの分布を広げています。クーラの滝へ向かうクーラ川でモダマブランコがあります。

クーラの滝ツアーはこちら↓

 

ハイビスカス

沖縄の花であるハイビスカス

ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属の低木の総称です。6月から10月に鮮やかな色の花が咲きます。

ハイビスカスは南国のイメージがあり、暑さに強いと思われがちですが、日本の夏の暑さには弱いです。暑さが強いとあまり花が咲かない傾向があり、秋が近づくにつれて涼しくなるとたくさんの花が咲きます。ハイビスカスを見るなら亜熱帯植物園である由布島がおすすめ。

由布島水牛車観光ツアー一覧はこちら↓

 

サガリバナ

真っ暗なマングローブ湿地帯に咲くサガリバナ

サガリバナは、サガリバナ目サガリバナ科の常緑高木で、背丈は3mから10mです。

花の見頃は6月下旬から8月で、夜の花と呼ばれています。夜の20時頃から開花しだし、夜中に満開になり一晩限りで散ってしまいます。とても儚い花ですね。花の色は様々で、ピンクや白など個体によって異なります。

ツアー詳細はこちら↓

 

西表島に生息する生き物

人気の生き物 詳細
イリオモテヤマネコ 西表島といえばイリオモテヤマネコといわれるほど人気の生き物
ヤシガニ 絶滅危惧種の巨大なカニ。実はヤドカリの仲間
オオゴマダラ 金のサナギが美しい日本最大級の蝶々。由布島などで見ることができます
セマルハコガメ たまにのんびりと西表島の道路を歩いているセマルハコガメ

西表島には日本一種類が多いともいわれるほど亜熱帯動物がいます。ここでは西表島で人気の生き物をご紹介!

 

イリオモテヤマネコ

イリオモテヤマネコ

出典:やえやまなび

イリオモテヤマネコは、ネコ科ベンガルヤマネコ属に属しています。名前の通り、西表島のみに分布しています。島の湿地や、河川、マングローブ林周辺に出現します。

体長が50cmから60cmで、体重が3kgから4kgです。丸い耳を持ち、耳の裏の一部が白い見た目をしています。

交通事故や生息地の消失などにより絶滅の危機に侵されていて、生息数も減少傾向にあるそうです。

関連コラムはこちら↓
【西表島】人気のイリオモテヤマネコとは?

 

ヤシガニ

絶滅危惧種のヤシガニ

ヤシガニはカニの一種ではなく、ヤドカリの一種です。

体長40cm、体重4.1kgほどで、地上に生息する甲殻類の中で最大とされています。脚を広げると1mを超えるともいわれています。沖縄県の八重山諸島では、マッカンやマッコンと呼ばれています。名前の通り、ヤシを食べますが、雑食なので動物の死骸なども食べます。

また、ヤシガニは食用として飲食店で食べられることもあります。絶滅危惧種のヤシガニは夜行性のため、ナイトツアーなどで見ることが可能です。

関連コラムはこちら↓
【西表島】ヤシガニとは?人気ツアーもご紹介!

西表島のナイトツアーはこちら↓

 

オオゴマダラ

由布島で見ることができるオオゴマダラ

白と黒の斑点を持つ、日本では最大級の蝶です。羽を広げると13cmにも及びます。ふわふわと風にまかせて飛ぶような飛び方をします。

東南アジア広域に分布していて、日本では喜界島や与論島より南の南西諸島の平地から山地に生息します。沖縄の石垣島市や宮古島市では、市の蝶に指定されているそうです。日本最大級のオオゴマダラは由布島で見ることができます。

由布島水牛車観光ツアー一覧はこちら↓

 

セマルハコガメ

天然記念物に指定されたセマルハコガメ

セマルハコガメは個体数が減少傾向にあるため、天然記念物にも指定されているカメの一種です。水中に潜水することもできますが、滅多になく、陸にいることがほとんどです。

中国や台湾などの東南アジアに分布していて、日本では八重山諸島の湿地の多い山や森林に分布しています。大きさは10~16cmほどで、黒色にオレンジの斑点が入った模様をしています。暑いところがあまり好まず、涼しい環境を好みます。

 

西表島で亜熱帯ジャングルを感じられるツアー

【西表島】定番人気のSUP/カヌー&トレッキング-半日コース-

西表島で亜熱帯植物を見ながらSUP体験

西表島の秘境までSUPでクルージングする人気の定番SUPツアーです。自然に囲まれて海やマングローブの中をゆったりとSUPで楽しむことができます。

SUP初心者の方も、丁寧なレクチャーを受けることができるため、安心して参加できます。子供から大人まで気軽に楽しめるため、家族で参加するのもおすすめです。写真撮影もできるので、いい思い出作りになりそうですね。

大人・小人7900円で、9:30-12:00、13:30-16:00、16:30-19:00の3つの時間帯から選ぶことができます。所要時間2時間半のツアーなので、気軽に参加できます

ツアー詳細はこちら↓

 

【西表島】ピナイサーラの滝カヌー&トレッキング-AMコース-

ピナイサーラの滝つぼで水浴び

西表島の名所であるピナイサーラの滝つぼに向けてカヤックし、その後ジャングルをトレッキングして楽しむことのできるツアーです。

マングローブに囲まれた自然の中をカヤックしたあと、トレッキングで体を動かしながら西表の自然や動物を身近に見ることができます。お茶や軽食も付き、滝つぼ周辺で食べるため、自然を感じながらリラックスできます。

料金は大人9000円、小人(5歳から小学6年)8500円、9:00-13:00の4時間ほどのコースです。

ピナイサーラの滝の詳細はこちら

ツアー詳細はこちら↓

 

【西表島】秘境地に鍾乳洞!?鍾乳洞ケイビング体験

秘境地にある西表島の鍾乳洞体験

西表島のジャングルの中にあるいくつもの鍾乳洞のうちの2つを回ることのできるツアーです。それぞれの鍾乳洞を特徴や違いなどの魅力を、一気に楽しむことができます。

さらに、鍾乳洞だけではなく、西表島ならではの植物や木々を見ることができます。ヘルメットやひざ当てなど、安全面に気を付けた装備で向かうため、安心して参加できます。

西表島鍾乳洞の詳細はこちら

西表島鍾乳洞ケイビング体験一覧はこちら↓

 

【西表島】SUP/カヌークルーズ&ウミガメと泳ぐバラス島シュノーケリング

星砂ビーチで海の動植物をシュノーケリングしながら観察

カヤックor SUPと、バラス島シュノーケリングを1日で楽しめるツアーです。午後は、きれいなサンゴ礁や魚たちを身近に感じることができます。時間帯は9:30-16:00の6時間半コースです。

ツアー詳細はこちら↓

 

【西表島】ゲータの三段滝シャワークライミング-半日コース-

家族旅行でゲータの三段滝トレッキング

神秘の滝を目指す本格シャワークライミングツアーです。動物の鳴き声や水の音に囲まれるジャングルの中をトレッキングして、ゲータの滝へ向かいます。

木々に掴まりながら歩いたり登ったりして進むので、思いっきり体を動かせます。ゲータの滝に到着し、景色を堪能したあとは、滝つぼで泳いだり、ガイドが用意してくれるお茶やおやつを食べたりして楽しめます。

ゲータの滝の詳細はこちら

 

【西表島】真っ暗な夜の亜熱帯ジャングルを探検!ジャングルナイトツアー

西表島の亜熱帯植物を体験できるジャングルナイトツアー

空気の澄んだ夜の西表島ジャングルの星空を堪能できるナイトツアーです。夜のツアーなので、絶滅危惧種のヤシガニなどの西表島の夜行性の生き物を見ることもできます

自然の音しか聞こえない中で星空を見ることができるので、大自然を堪能することができます。西表島は日本初の星空保護区候補にもなっていて、美しい星空を楽しめるおすすめのツアーです。

ツアー詳細はこちら↓

沖縄トリップat西表島アクティビティ

 

おわり

西表島ならではの植物や動物、さらに自然を思う存分楽しむことのできるツアーをご紹介しました。西表島特有の植動物を全く知らずに現地へ向かうより、事前に調べて現地で見ることで、感動や理解度がさらに増しそうですね。

ツアーに参加することで、新たな植動物との出会いもあり、さらに西表島を楽しむことができそうです。ぜひ、今回ご紹介したツアーに参加して、西表島を思いっきり堪能してはいかがでしょうか。

 

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【石垣島】日本有数のマングローブを楽しもう!

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