小浜島は、日本の中で南側に位置する八重山諸島の真ん中にある離島です。2000年のはじめにNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台として選ばれたことによって、観光スポットとして一躍有名になりました。小浜島は、赤道に近い場所にあり、亜熱帯気候に属しているため、一年中温暖な気候を楽しめます。本州と気候も異なるのが特徴です。その一つとして、梅雨の時期があげられます。梅雨シーズンに、小浜島旅行を快適に過ごすために、梅雨の情報は必要ですね。
ここでは、梅雨シーズンにおすすめのスポットからアクティビティまで紹介していきます。最後まで読んでください。
小浜島の梅雨シーズンはいつ？
小浜島の梅雨シーズンはいつ？
| 降水量（mm） | 降雨日数 | 降雨量（東京） | 降雨日数（東京） | |
| 5月 | 206mm | 13日 | 137mm | 8日 |
| 6月 | 206mm | 9日 | 167mm | 11日 |
| 7月 | 130mm | 11日 | 153mm | 10日 |
実は、小浜島の梅雨シーズンは、本州とは全く異なります。本州は、例年6月から7月中旬までが梅雨にあたります。その一方で、小浜島の梅雨シーズンは5月のゴールデンウィーク後から6月の中旬にかけての約40日。
そのため、本州では雨が降らない時期の5月頃に、小浜島を訪れて、梅雨入りしていたこともあるでしょう。でも、安心してください。小浜島の梅雨は、本州の梅雨とは異なる点も多いのです。
小浜島の梅雨シーズンの平均気温
| 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 平均気温（東京） | |
| 5月 | 25.7℃ | 28.3℃ | 23.6℃ | 18.2℃ |
| 6月 | 28.0℃ | 30.4℃ | 26.1℃ | 21.4℃ |
5月、6月の時期といえば、本州であれば春の陽気が楽しめる季節です。しかし、赤道にも近い小浜島では、すっかり夏の陽気を感じられるでしょう。最低気温は23度、最高気温は28度となっており、1日を通して暖かいのが特徴です。また、梅雨ということもあって湿度も高いので、旅行で訪れるときは、体調管理にも気をつけないといけないですね。
梅雨シーズンはベストシーズンなの？
梅雨といえば、どうしても雨が続いて憂鬱な気分になりがちですよね。しかし、小浜島の梅雨は、雨続きというわけではありません。亜熱帯地域なので、1日ずっと雨が降るということは少なく、スコールの様に短時間に大量の雨が降ることが多いです。
意外にも晴れていることが多くて驚いたという方も多いのです。雨上がりの海やマングローブ林や山道などを歩けば、亜熱帯のリゾート地の雰囲気をより一層満喫できるかもしれません。
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小浜島の梅雨シーズンがおすすめの理由
1日中雨が降っているわけではない
さきほども紹介したように、小浜島の梅雨では、一日中雨が降っているわけではないのです。そのため、雨が降り続いても2,3時間で降り止むことも多いのが特徴です。レンタカーを借りるなどしてドライブをしていても、移動中だけ雨が降って、アクティビティに参加しているときは晴れていることも多いのです。梅雨であっても、十分に旅行を楽しむことができるでしょう。
雨が降っていても楽しめるツアーが多い
小浜島で開催されているツアーは、雨が降っていても十分に遊べるものばかりです。例えば、SUPであれば、海の上にボードに乗って浮かぶので、雨の日であっても気にせずに楽しめるでしょう。また、シュノーケリングやダイビングなら、海の中に入るので、外が雨でも気になることがありません。梅雨シーズンに旅行に訪れるのであれば、どのツアーを選ぶか、天候に合わせて遊ぶと良いですね。
ドライブすれば雨を気にせず楽しめる
たとえ雨の日であっても、ドライブであれば小浜島旅行を楽しめるでしょう。小浜島には、バスやタクシーが一切ありません。そのため、レンタカーやレンタサイクルで島の中をまわるのが一般的です。たしかに、小浜島は小さい島ですが、各地に観光スポットが多く点在しています。ドライブであれば、移動時間も少なく、サクッと観光を楽しむことができますね。
小浜島の梅雨シーズンにぜひ行っておきたいスポット
シュガーロード
シュガーロードは、小浜島の中でも一番有名なスポットです。連続テレビ小説にてロケ地として選ばれたからです。小浜島の中心部から伸びる真っ直ぐな一本道です。周りにはサトウキビ畑が広がっており、のどかな田舎の景色を楽しむことができるでしょう。5月ごろになると暖かくなるので、サトウキビも徐々に大きくなりはじめます。空の青さとサトウキビの緑のコントラストを眺めれば、開放的な気分で旅行を楽しめるでしょう。
⇒シュガーロードの詳細はこちら
細崎
細崎（くばざき）は、小浜島の南西部に位置する岬です。ちょうど地図で見ても突き出た形をしているので、ここから見える海の大パノラマは、感動そのものです。小浜島の透明度抜群の海が目の前には広がり、さらに遠くには西表島のシルエットも見渡すことができるでしょう。近くには、トイレなどの施設も備わっている海人公園もあり、ドライブでまわるのにもおすすめです。
⇒細崎海岸の詳細はこちら
こはぐら荘
出典：4travel
こはぐら荘は、シュガーロードと同様にちゅらさんに登場した名スポットです。主人公が生まれた家ということで、ドラマでも重要な位置付けだったため、多くの観光客が、記念撮影のスポットとしても訪れています。現在は民家となっており、中に入ることはできませんが、沖縄らしい建物の造りを外から眺めたり、写真を撮ったりして、その雰囲気を十分に楽しめるでしょう。
名和昆虫博物館 はいむるぶし分室
名和昆虫博物館は、小浜島で大きなホテル「はいむるぶし」の一室にある博物館です。室内には、亜熱帯地域で見ることができる生物を中心に見て楽しむことができるでしょう。中でも、蝶々の標本はずっと見ていられるほど綺麗なので、おすすめです。雨の日であっても、室内で楽しむことができるので、嬉しいですね。
小浜島民俗資料館
出典：4travel
小浜島民俗資料館は、かつて小浜島の生活を支えた生活用品が展示されているスポットです。小浜島の集落の中に位置しており、古びた感じの建物は一味奥深さがあります。入り口に係がいないこともありますが、入場料を払えば、いつでも見学は可能です。小浜島の文化に興味のある方は、是非、一度訪れてみてください。
⇒小浜島民俗資料館の詳細はこちら
小浜島旅行で梅雨シーズンでも遊べるおすすめアクティビティ
小浜島SUP体験
SUPは、近年話題のマリンアクティビティです。大きめのボードを使って実践するため、初心者の方であってもすぐに乗りこなすことができるでしょう。また、小浜島の海は透き通っているので、ボードの上から海を見下ろせば、海の中を泳ぐ熱帯魚を手に取るように見ることもできるはずです。
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小浜島釣りツアー
釣りツアーは、海の中に入らなくても良いので、泳げなくても楽しめるアクティビティです。初心者の方でも、釣竿の組み立てから餌の付け方まで丁寧にガイドが教えてくれるので安心です。ガイドがその日に合わせた爆釣りスポットへと連れて行ってくれるので、待っている時間よりも釣っている時間の方が短く感じるかもしれませんね。
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シュノーケリング
シュノーケリングは、雨が降っていたとしても気にせず遊べるアクティビティです。海にぷかぷかと浮かびながら、シュノーケルで呼吸をするので、泳げなくても安心です。海の中には、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚が多く生息しています。透明度も高いので、綺麗な南国の海を見て楽しむことができるでしょう。
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サンゴの島”バラス島”
バラス島は、小浜島からフェリーですぐに訪れることができる無人島です。全てサンゴ礁の欠片によってできており、絶えず島の形が変わっていくのが特徴です。島の上からは、透明度が高い周りの海を見渡すことができて、開放的な気分を楽しめることでしょう。バラス島の周辺には、サンゴ礁も多いので、シュノーケリングは最高ですね。
小浜島発”バラス島”体験一覧はこちら↓
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まとめ
いかがだったでしょうか。小浜島旅行は、梅雨であっても十分に楽しむことができるのです。たしかに、雨の日になると1日中ホテルで過ごさないといけないのではと想像するかもしれません。実は、それぞれの観光スポットでは、観光客向けのサービスが充実しています。もし、旅行の予約をとったあとで、梅雨になってしまったとしても、安心して旅行を楽しむことができますね。
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