西表島とは?
そもそも西表島ってどこにあるの?
西表島は、日本の一番南側に位置する沖縄諸島に属します。沖縄県内で、なんと沖縄本島に次ぐ2番目の面積を誇ります。
さらに、西表島は、沖縄本島よりも南西部に位置しており、台湾の近くにあります。そのため、日本よりも海外の方が地理的には近いという、ちょっと変わった島なのです。
沖縄本島のさらに南側、赤道よりにあることから、より温暖な気候を楽しむことができます。位置関係が、本州よりも赤道に近いことから、西表島は少し気候が異なる秘境の地と言われています。
西表島への行き方
西表島へは、石垣島から出発するフェリーに乗って訪れることができます。石垣島からは、西表島の北部に位置する上原港と、南部に位置する大原港へとフェリーが出ています。
上原港は大原港に比べて、大自然が豊かでアクティビティをするには最高の場所です。しかし、少しでも波が荒いとすぐにフェリーが欠航してしまうので、特に、台風のときは気をつけましょう。
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西表島の台風事情
西表島の月別台風数
* 1951年~2019年のデータ
台風接近 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
累計(50年) | 0 | 0 | 0 | 3 | 15 | 29 |
平年値(回) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 0.4 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
累計(50年) | 61 | 82 | 68 | 25 | 12 | 1 |
平年値(回) | 0.7 | 1.3 | 1.1 | 0.4 | 0.1 | 0 |
出典:気象庁
西表島は、日本の中でも最も南側に位置する八重山諸島に属しています。そのため、赤道に近い位置で発生し、北上していく台風の通り道になりやすいのです。
過去のデータでは、6~11月に台風が襲来していますが、6月と11月は来る年と来ない年があります。それに比べて、7~10月は少なくとも1回、多いときには3回台風が来ているのです。1ヶ月で3回の台風が到来するということは、10日に1回は台風が来るという計算になります。
特にこの時期に西表島に訪れるときは、天気予報を入念にチェックしておくべきでしょう。
西表島の台風から見るベストシーズン
西表島では、7~10月が最も台風が多い時期です。
中でも、8月は一番台風が到来しやすく、毎年2,3回台風の通り道となっています。8月をピークに台風が徐々に少なくなっていくため、台風をあまり気にせずに過ごせるベストシーズンは9月の下旬から10月にかけてといえるでしょう。
もちろん、6~7月も良いですが、梅雨のあとの影響によって、降水雨量が多いので比較的少ない10月を狙うのがベストです。
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西表島で台風に遭遇した時の対処方法
旅行前に台風が来たとき
台風のシーズンである夏は西表島観光のベストシーズンでもあるため、どうしても予約がいっぱいになる時期です。
そのため、事前に飛行機やホテルを予約するという人が多いでしょう。しかし、台風は旅行の数日前に現れ、ちょうど西表島にさしかかってしまいます。
旅行前に台風に遭遇して飛行機が欠航してしまう場合は、各航空会社によってサポートが異なります。全額返金してくれるところや、保険に入っていることで払い戻しされることもあります。ぜひ、チケットは台風で行けなくなったとしても、手元に取っておきましょう。
また、台風の時に忘れてはいけないのが、ツアーの予約をしていた場合です。ツアーは台風の日でも、特にキャンセルがない場合は続行するという会社もあります。予約を取っている各ツアー会社に確認をして、手続きがされているかなどを確かめるのがベストですね。
旅行中に台風が来たとき
西表島で旅行を楽しんでいるときに、ちょうど台風が来た場合どうすれば良いでしょうか。その時は、とにかくホテルの中で過ごすようにしましょう。
風が少し弱いときに、今なら外に出れると判断しては危険です。特に、直撃をしているときは、外に出て万が一事故に合うという危険性が高いのです。
夏に西表島を訪れる時は、突然台風が来ても良いように暇つぶしができるものを持っておくと良いでしょう。
旅行帰りに台風が来たとき
それでは、最後に西表島から帰ろうとしているときに台風に遭ってしまった場合はどうでしょうか。もちろん、事前にわかっているのであれば、スケジュールを早めるのが一番です。
なぜなら、西表島は交通手段が石垣島までのフェリーしかないので、台風でなくても欠航をすることがあるからです。台風で当日に帰ることができない場合は、さらに次の日の宿泊費もかかってしまいます。
その場合、割引などの仕組みがあったり、安い宿に泊まらせてくれるなど費用を抑えて台風の日を過ごすことができます。
旅費だけでも大きいので、必要な費用はできるだけ抑えて旅行を楽しみたいですよね。
西表島で台風に遭遇した時の過ごし方
できるだけホテルから出ないで待機する
西表島の旅行中に、台風が接近した時はとにかくホテルの中で過ごすようにしましょう。
西表島の建物は、台風にも耐えられる設計になっています。窓ガラスも本州のものよりも一段と厚く、頑丈です。
そのため、外は飛ばされそうな暴風でも、ホテルの中で過ごしていれば気にならないでしょう。
海には近づかない
もし、台風が小さかったり少しそれている場合は、レンタカーで外へと出ることもできます。
しかし、台風が接近しているときは、海の近くには行かない方が良いでしょう。台風によって波が荒れていますし、万が一のことがあったら大変です。
どうしても、西表島に訪れたら海で遊びたくなりますが、台風が近づいているときは様子見をしておくのがベストです。
停電に備えて先に充電をしておく
西表島の台風は、特に直撃することも多いです。そのため、電線が切れて停電になってしまうということもしばしばあります。
その場合は、ホテルによっては停電で電気が使えないこともあるため、しっかりと事前に充電をしておくことは大切です。いつ停電が起こっても良いように、充電は100%にしておくべきでしょう。
暇つぶしのカードゲーム等を持っておく
もし、スマホの充電すら切れてしまうほどの大型台風の場合は、トランプなどのカードゲームを持っておくことをおすすめします。
他にも、将棋やオセロなど自分たちが楽しめるものが良いですね。もちろん、ここまで大型の台風になることは少ないですが、飛行機の中でも使えるので持っておいて損はないでしょう。
台風の時期に楽しめるアクティビティ
こちらでは、台風シーズンに人気のツアーをご紹介。(台風が直撃したらもちろんツアーはできませんのでご了承ください。)
*台風時でツアーができないときにキャンセル料がかからないツアーをご紹介しています。
【西表島】SUP/カヌークルーズ&トレッキング&由布島水牛車観光-1日コース-(ir-017)
台風シーズンの8月頃におすすめなのがマングローブカヌーorSUPです。午後は由布島水牛車観光を楽しめるため風の影響を受けづらく、ある程度台風が近づいているときでも楽しめます。
【西表島】ウミガメと出会えるバラス島シュノーケリング&由布島水牛車体験-1日コース-(ir-041)
西表島周辺のバラス島と由布島を1日で回れるツアーです。特に暑い夏であれば、海に囲まれてツアーに参加すれば、海風が心地よく快適に過ごせるでしょう。
普段はなかなか見られないウミガメが泳いでいる姿も、バラス島の周辺では目撃することができます。ぜひ、一緒に泳ぐ体験を楽しんでみましょう。
ツアー詳細はこちら↓
まとめ
今回は、西表島を訪れる時にどうしても気になる台風事情について紹介しました。
もちろん、台風は注意しなければいけませんが、台風ばかり気にしていると楽しいはずの旅行も楽しめなくなってしまいます。
ぜひ、真夏の西表島を楽しめるおすすめツアーに参加して、本格的な暑さを堪能しましょう。
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