目次
西表島の11月とは?
この頃の西表島の平均気温は23℃。最高気温25℃、最低気温21℃で東京の9月と同じくらいの暖かい気候です。
10月と比べ、雨量は少なめで安定している日が多くなり、日差しの強い夏の時期に比べると過ごしやすい季節です。
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11月の西表島の天気・気候・服装
11月の西表島の天気
平均気温 | 22.7℃ |
最高気温 | 25.0℃ |
最低気温 | 20.5℃ |
水温(最低/最高) | 24~27℃ |
降雨日数 | 11日 |
日の出 | 6時55分 |
日没 | 18時00分 |
平均気温(東京) | 12.1℃ |
台風はシーズン外なのでその心配もいらず、涼しい季節の観光を楽しみたい方にはとてもオススメの時期です。
平均気温23℃と日本では高めの沖縄と言ってもシーズン時期に比べると暑さが落ち着いています。
天気は、やや曇り気味の日が多いということと沖縄特有の風が強く、11月は最高風速5m/sなので肌寒く感じる日もあるでしょう。
水温もシーズン時期に比べると低くなりますが、まだまだ泳げます。日によってウェットスーツを着用した方がいい日もあります。
11月の西表島の服装
11月に西表島で快適に過ごすための服装は、基本的には半袖でOKです。ただ、日中はUV対策も必要ですし、夕暮れ時からは風が冷たく感じ冷えることもありますので薄手のウィンドブレーカーなどの羽織りを用意しておくことをオススメします。
11月に西表島を観光するメリット
旅行費が安い
11月頃の旅費は年間を通して最安値であることが嬉しいです。この頃から冬場にかけて、航空券やホテルの価格が安めで、費用を抑えて西表島旅行を楽しむことができます。
ただし注意して欲しいのは、修学旅行などがこの時期に予定されていることが多いため、オフシーズンだと思っていたら予約ができなかったということもあります。この時期に旅行を考えているのであれば早めの準備がオススメです。
ツアーなども、早めの予約でより安くできる割引サービスを行なっていることもありますので、それも含めて検討してみるといいですね。
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観光客が最も少ない時期
暑い時期が過ぎ、涼しくなり始めるこの時期は、観光客が少なくゆったりと旅行を楽しめます。
暑い時期にこだわりが無ければ、まだまだ暖かさも感じつつ涼しくて観光名所を巡るにも適した11月に楽しんでみてはいかがでしょうか?ゆったりした旅を実現できるオススメの時期です。
意外に天気のいい日が多い
やや曇り気味の日が多いという時期になりますが、晴れている日はカラッとしている為、天気も良く過ごしやすい日が多いです。
台風シーズンからも外れている為、天気が安定しているのもいいですね。
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11月の西表島旅行Q&A
海で泳げる?
西表島の11月は割と温かいため、泳げます。ただ、水温は温かい日もあれば、北風吹く寒い日には水温も低下してしまうのでウェットスーツが必要な場合もあります。ウェットスーツを着用すれば年中泳げるのが西表島旅行の嬉しいポイントです。
ダイビングには?
ダイビングもまだまだ充実した11月。北風が吹く時期には島の南側の代表的なポイント「鹿川 中ノ瀬」へ。巨大アザミサンゴや、もしかしたらマンタに遭遇できるかも!ウミウシやエビカニもたくさん!
潜る水深や場所によっても遭遇できる生き物は様々ですが、人気のマンジュウイシモチや、ひげもじゃのヒゲモジャハゼ、内湾の珊瑚礁では色鮮やかなブルースポットダムゼルなども見ることができるかもしれません。
沖縄本島近海でも見られないアカネハナゴイの群れや、イソマグロの編隊も見ることができ、西表島ならではの感動の時間を味わえるでしょう。
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11月に必見の物は?
この時期に見ておきたい生物は「ヤシガニ」です。絶滅危惧種に指定されており、その数は少なくなってきています。
ヤシガニナイトツアーがオススメ
昼間は巣穴に隠れていることが多く、暖かい気候の時期には夜になると巣穴から出てきて餌を探すため海岸沿いに姿を現します。
ヤドカリの仲間で、地上に生息する節足動物の中では最大の大きさを誇る生き物です。体長40cmを超えるものもあり、両手を広げると1mほどになることもある迫力満点のヤドカリです。
生息地はインド洋、西太平洋、日本では石垣島などに生息していて50年生きることもあるそうです。ヤシガニのはさむ力は、体重の約90倍あると言われており、ライオンが噛む時の力と同等だそう。
1キロ以下のヤシガニはよく見かけることができ見応えは充分!稀に4キロ程のヤシガニに遭遇できるかも!?
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西表島の11月の人気観光スポット
トゥドゥマリの浜
浦内川の河口に三日月状に延びる美しい浜。
トゥドゥマリとは沖縄言葉で「留まる」を指します。神様が留まる場所だと言い伝えられ、砂が真っ白でさらさらしていて素足で歩くのも気持ちいいです。砂の上を歩くとキュッキュと音がすることから鳴き砂と呼ばれています。
トゥドゥマリの浜と呼ばれている「月ヶ浜」ですが、島内有数の夕日スポットとしても有名です。太陽が降り注ぐ日中も素敵ですが、正面に夕日を眺めることができる最高の浜辺です。
是非、サンセットタイムには足を運んでみてください。
⇒月ヶ浜(トゥドゥマリの浜)の詳細はこちら
ミトレアキャンプ場
せっかく大自然を楽しめる西表島に来たのならキャンプを楽しみたい!でもキャンプ初心者・・・という方にオススメの場所です。
ミトレアキャンプで過ごしやすい点は、温水の出るシャワー・電源・トイレが完備されているということ。更には冷蔵庫や洗濯機、乾燥機もついているキャンプ場なんです!調理器具も自由に使えるようになっているので至れり尽くせりのキャンプが満喫できます。
実際に、歩いて8分ぐらいの場所に商店があるので困ることもないですし、海までも徒歩10分程度なので釣りを楽しんで食材を自分で用意するのもいいかもしれません。
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由布島
西表島に行くなら是非立ち寄ってもらいたい由布島。
大原港からレンタカーやバス、タクシーで約22分の場所に水牛車乗り場があり、30分毎に出ている水牛車に乗って海を渡ることができます。歩いて渡ることもできますが、約15分ほど水牛車に揺られながら船頭さんの三線を楽しみながら渡るのをオススメします。
半日あれば楽しめる場所で、レストランでは八重山そばを味わえたり、売店で島限定のイリオモテヤマネコや水牛グッズを手に入れたり、直営農場のフルーツジュースをお土産に持ち帰るのもいいです。
貝の館ではホラ貝など珍しい貝が数多く展示されていたり、マンタの浜の由布茶屋では島ならではのジェラートを味わいながらビーチでゆったり過ごしたり、木で作られた遊具が楽しめる子供の広場で思いっきり遊べるのも魅力的です。
由布島では、色とりどりの植物を楽しむことができるので散策しながら亜熱帯性気候の植物をご覧いただけます。11月だと、オオべニゴウカンという鮮やかな紅色の花を見ることもできます。
⇒由布島の詳細はこちら
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西表野生生物保護センター
出典:じゃらん
こちらのセンターはイリオモテヤマネコの保護活動を目的とした施設です。西表島の自然について知ってもらい、自然環境保全への理解や関心を深めてもらう目的もあります。
館内には、イリオモテヤマネコの剥製標本や、足跡などのコーナーもあり実際にイリオモテヤマネコと遭遇できる確率を考えると、こちらに足を運ぶことをオススメします。
西表島に生息する動植物についても案内がありますので、こちらで知識を得てから実際に島を散策しながら見つけたりするのもいいかもしれませんね。
⇒西表野生生物保護センターの詳細はこちら
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西表島の11月の人気アクティビティ
ジャングルトレッキング
大自然が魅力的な原生林を歩きながら楽しめるジャングルトレッキングツアーは、島の9割以上が亜熱帯原生林の西表島では、ぜひ体験してもらいたいアクティビティです。
どこまでも続く自然の中に足を踏み入れると、日々の喧騒から離れ、目から飛び込んでくる壮大な自然や鳥のさえずりに心癒される体験となることでしょう。
トトロの森と言われるエリアもあり、トトロが劇中に傘の代わりに使用している葉っぱも見ることができます。まるでおとぎ話の世界に足を踏み入れたような感覚になります。
自然が作り出した洞窟や鍾乳洞など様々なコースが楽しめるジャングルトレッキングをファミリーで体験するのも特別な思い出になりますね。
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釣りツアー
西表島は日本の中でも魚の多さと種類が豊富な場所で、日頃から漁業が盛んではない場所ということもあってか、簡単に魚が釣れます!
初心者でも体験できるサポートが充実しているので、魚が釣れる楽しみを味わえますよ。初心者とベテランの方それぞれに楽しめるツアーが用意されている為、釣りのレベルを問わず体験できるのが魅力的です。
なかでもオススメのツアーは釣りと大自然を一緒に堪能できる日の出時間に合わせたサンライズフィッシングや夕日も楽しめるサンセットフィッシングです。太陽と共に海上を楽しめる雄大な体験は西表島ならではの贅沢ですね。
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SUP
SUP(サップ)を耳にした事がある方は多いと思いますが、スタンドアップパドルサーフィンの略名です。
SUPはサーフボードの上で過ごすアクティビティなので11月の少し水温が低下している時期にも楽しみやすくとても人気があります。
西表島でのSUPはパドルを漕いでクルージングをするだけではなく、マングローブを越えてゲータの滝に向かうコースもあったり大自然を感じながら楽しむことができます。
初心者の女性やお子様でもすぐにマスターでき、海辺であれば何処でもできる魅力的なアクティビティです。
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カヤック
西表島で体験できるカヌーツアーでは、大自然の中をパドルを漕いで進んでいきます。
マングローブの間でカヌーを漕ぎながら進む時間は全身で自然を感じる体験になることでしょう。水面とも近く、大迫力の海や自然豊かなグリーンの木々を肌で感じられるツアーです。
思っているよりも漕ぐ力はそんなにいらず、疲れにくいのに想像以上のスピードで風も心地よく大人気のアクティビティです。
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シュノーケリング
西表島の美しいサンゴ礁を体験できるシュノーケリング。
島の周りが全てシュノーケルポイントと言っても過言ではない程、素晴らしいカラフルなサンゴを目の前で見ることができます。
サンゴの種類は世界で1300種類あると言われていて西表島ではそのうち約400種類も見ることができる為、他ではなかなか見ることのできない光景が広がっています。
八重山諸島の海の透明度や魚の種類の多さ、サンゴ礁の美しさはトップクラスで11月の海は特に空気が澄んでいて海の中の透明度も高くシュノーケリングを体験するにも適した時期です。
昼間のシュノーケリングもとても綺麗ですが、サンセットタイムの心地いい波音や絶景を味わいながらのシュノーケリングも気持ちいいですよ。その際には、周りに街灯がなく、日が落ちると真っ暗になってしまうのでツアーガイドに送迎などお願いすることもオススメです。
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おわり
11月の西表島の気候や服装、楽しめる観光スポットやアクティビティをご紹介しました。11月にも関わらず、平均気温が23℃と日本の他の地域では体験できないあたたかい気候で、夏の余韻を感じながら楽しめる季節感は魅力的です。
常夏の島だから夏が一番楽しめると思っていた方もいるかもしれませんが、この時期だからこそ楽しめる動植物や涼みながら回れる観光スポットも沢山あります。
西表島としてはシーズンオフに入る11月は観光客も少なく、ゆったりと過ごせるので本来の島の雰囲気を味わうことができるでしょう。冬に向かう季節ですが、西表島で11月の大自然を感じながら過ごす旅に出てみてはいかがですか?
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